実はワタクシ,GRIIIとX100Fの両刀遣いである。
性癖だけじゃなくて,カメラも両刀,てのはすこしアレだけど,主に使用しているのはこの2機。
ほかに80DだとかX-T30だとかあるけど,もっぱらこの2機種を持ち歩いている。
最近思うのは,「自分はレンズ交換できるカメラよりも(それも重要で便利だけど),明るい単焦点レンズ固定式の,いわゆる「高級コンデジ」と言われる機種のほうが向いているなと。
欲張りな質なので「レンズ交換できます」と言うならば,使わないくせしてあれこれレンズを持ってでかけたくなってしまう。
いっそのこと「交換できません」という方が,潔くカメラ一つで出歩けてしまうのだ。
まぁそれでもGRIIIとX100Fの「2機両方」持って出歩いてしまったりはするのだけれど・・・・。
GRIIIとX100Fの特徴を大きく分けると自分なりにこう考えている。
GRIII
・軽い
・高画質
・解像度がすごくてしっかりくっきり撮れる
・ファインダーがない
・手ブレ補正機能付きで,さっと取り出してさっと撮ることができる
・レンズキャップを外す手間がない
→「スナップシューター」に特化している
X100F
・GRIIIよりはかなり重い印象
・高画質
・こだわりのEVF&OVF デュアルファインダー
・手ブレ補正機能がなく,じっくり構図を決めてじっくり撮らなくてはイケナイ
・レンズキャップあり
簡単にまとめて言うとこんな感じ。
できあがる写真は両方とも高画質なんだけど,
GRIII→解像度抜群,しっかりくっきり。
X100F→どちらかと言うと,「芸術性重視」みたいな写真。ねっとりしっとりした写真が撮れる。
感じかな。
GRIIIが「本当にその場の雰囲気を事実そのまま切り取る」感じなのに対して,X100Fはなんか「水分を含んだような」写真になる。
写真なのに「水分を含んだ」ってのはおかしいんだけど。
もちろん,それぞれ好きなように「モード」を変えたり露出を変えられるから,切り取れる写真を同じような感じに持っていくことはできるのだろうけれど,デフォルトではこんな感じかな。
「どちらがいい」とかじゃないんですよね。
本当に「気軽に」「いい写真を撮りたい」ってときはGRIIIでいいし,「今日はゆっくり,いろんなことにこだわりながらじっくり撮りたい」ってときはX100Fでいいし。
そんな感じだ。